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  • 執筆者の写真渡邊 孝宏

ヘルパンギーナ

今日の葛飾区感染症サーベイランス情報です。先週まで増加傾向がみられていた水痘と手足口病は少し減少していますが、流行する季節が終わっていないのでまだ予断を許しません。今回の発表ではヘルパンギーナが増加しています。ヘルパンギーナは「夏風邪」のひとつで、突然の38℃以上の発熱と口の中の水疱やびらん (ただれ) が特徴的です。(1) 高熱に伴うけいれんと、(2) 口の中の痛みによる摂食障害・脱水が合併症として知られています。この時期は高熱が出たら、口の中の痛みに気をつけて、口の中をよく見るようにしましょう。

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感染症の動向 第26週

今日、葛飾区医師会から発表された感染症サーベランス情報によりますと、先々週から続いているヘルパンギーナの増加傾向がさらに顕著になっています。ヘルパンギーナの予防としては (1) 感染者との密な接触を避ける、(2) うがいと手洗いを励行する、の2点が推奨されています。また、水痘と手足口病の罹患率は横ばいで、一定数の報告が続いています。

梅雨明け、夏本番!

今日 (6月29日)、関東甲信越地方では平年より22日早く梅雨が明けたそうです。1週間前に週間天気予報をチェックした時、24日 (日曜日) 以降ずっと晴れの予報が続いていたので、自分の中では24日に梅雨明けしたものと勝手に思い込んでいました。運動して汗をかくことは体にも皮膚にも良いことのようです。ただ、汗をかいたままにしておくと痒みの原因にもあるので、シャワーや入浴がすぐに出来る状態を確保してから

AIと医療

今日は6月28日付のBloomberg (ブルームバーグ) の記事について紹介します。ロンドンにあるBabylon Healthcare (バビロン・ヘルスケア) 社が開発したAIが、人間の医師よりも正確な診断を下すことができるという内容です。100種類の病気の診断についてテストをしたところ、AIの正答率が80%であったのに対して、人間の医師の正答率は64%から94%でした。記事にはAIをモバイル

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