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ヘルパンギーナ

執筆者の写真: 渡邊 孝宏渡邊 孝宏

今日の葛飾区感染症サーベイランス情報です。先週まで増加傾向がみられていた水痘と手足口病は少し減少していますが、流行する季節が終わっていないのでまだ予断を許しません。今回の発表ではヘルパンギーナが増加しています。ヘルパンギーナは「夏風邪」のひとつで、突然の38℃以上の発熱と口の中の水疱やびらん (ただれ) が特徴的です。(1) 高熱に伴うけいれんと、(2) 口の中の痛みによる摂食障害・脱水が合併症として知られています。この時期は高熱が出たら、口の中の痛みに気をつけて、口の中をよく見るようにしましょう。

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